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現代のお葬式(仏式)(2)

お葬式の形式は宗派により、又、地域によって多少異なりますが、ほぼ共通しているのは死亡直後にお坊さんが唱える「枕経(まくらきょう)」、死者の体を清める「湯灌(ゆかん)」、「通夜(つや)」、「告別式(こくべつしき)」、「埋葬(まいそう)」などです。

ちなみに最近「散骨」の様な自然葬を行う人も多くなりましたが、散骨というとお葬式もせずに遺体をすぐに焼却して、その遺骨を砕いたものを海などに撒き散らすことだと誤解している人もいますが、それは根本的に間違っています。

散骨というのは上記に示した仏式のお葬式の手順の内、最後の埋葬の部分だけを従来の方式と変えたものです。

お葬式の後49日間は「忌中」とされ、昔は殺生を忌む意味から肉や魚は食べないとされていました(現在では守る人はほとんどいない)。

「忌中」とよく混同される言葉に「喪中」がありますが、このふたつは全く異なる概念です。

忌中というのは元々、神道の「穢れ(ケガレ)である死を忌む期間」という考え方が日本において仏教と交じり合ったもので、その背景にあるのは宗教の教えです。

一方、喪中というのは古くは奈良時代に定められた皇族や貴族に対する規定が、江戸時代になると儒教の教えによって一般庶民にまで法律によって強制される様になったものです。

現在では法律の規定はありませんが、習慣的に両親が亡くなった場合は12~13ヶ月を喪中としています。

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