粉骨した遺骨を専用のカプセルに入れ、それをアメリカのNASAが打ち上げるロケットに乗せて地球軌道を人工衛星として周回させるという、壮大な散骨のプランが実際に行われています。
自然葬・散骨も宇宙規模になったわけです。
実施しているのはアメリカのテキサス州にあるセレスティス社で、スペース・メモリアルサービスと銘打って年に1~2回実施しています。
日本国内でも多くの葬儀会社がこの散骨プランを取り扱っていますので、希望する場合はインターネットなどで業者を選んで申し込めます。
地球軌道に乗った遺骨カプセルはそのまま地球の軌道上を周回しますが、やがて地球の引力に引かれて地上に落下し、流れ星となって消滅してしまいます。
ですから遺骨カプセルが人工衛星として地球を廻る保証期間は10年になっています。
打ち上げる場所がアメリカですので、この散骨を希望される場合は遺骨を業者に預けて打ち上げを委託します。
ロケットに乗せることが出来る遺骨の量は7gです。
但し、打ち上げに失敗するリスクを考えて2回分の14gを預けます。
遺骨を詰める専用カプセルにはその側面に故人の生前愛した言葉や、肉親などのメッセージを50文字以内で刻印することが出来ます。
打ち上げには希望すれば遺族が立ち会うことが出来ますが(費用は別途必要)、立ち会うことが出来ない場合も現地でのセレモニーの様子や、ロケットの打ち上げから地球周回の軌道に乗るまでの様子を撮影したDVDが送られますので、それを見て打ち上げ成功を確認することが出来ます。
その他にも打ち上げの証明書(スペース・メモリアル証明書)や打ち上げに使われたロケットの写真、記念誌などが送られて来ますので、亡くなられた方の遺品などと共に保管しておくと良いでしょうね。
記念誌にはA4用紙で2枚までの文章や写真などを掲載してもらえます。
この宇宙葬では遺骨は10年程度で流れ星になって消滅しますが、カプセルを宇宙探査船のボイジャーに乗せて宇宙を旅させるプランもある様です。
散骨のまめ知識は、杖について解説しています。
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