自然葬・散骨はよい事ばかりではなく、やはりそれなりのデメリットもあります。
散骨のデメリットとして考えられるものには次の様なものがあります。
①お墓参りが出来ない。
②①や宗教観にも関連して親族から強硬な反対が出やすい。
③海や空からの散骨は天候の影響を受けやすい。
④山や森などの散骨は住民とのトラブルが起きやすい。
⑤船酔いの心配がある。
①のお墓参りが出来ないというのは、逆に自然葬・散骨のメリットに「お墓が不要」というのがありますので確かにその通りです。
ただお参りもしたいというなら、分骨した遺骨を身近に置いて供養する方法があります。
最近では分骨した遺骨をペンダントなどに入れて身に付ける人もおられます。
②の親族からの反対というのもよくあります。
散骨をするには遺骨を細かく砕く粉骨という処理をする必要がありますが、反対する方はまずこの遺骨を細かく砕くということ自体が「遺骨を物の様に扱う」ということで抵抗感があります。
その点キリスト教では人は死ねば魂が神の御許に行くと教えられますので、魂の抜けてしまった遺体は物と同じと考え粉骨には抵抗感が少ない様です。
③の海や空の散骨が天候に左右されやすいと言う点は、散骨のウイークポイントです。
相手は自然ですので天候が変わりやすい時期の散骨は避けるなどして、工夫するしかありません。
④の山や森での散骨では近隣住民とのトラブルには十分に注意する必要があります。 確かに現在では散骨に理解を示す人も多くなっています。
しかしそれはあくまでも総論としての話で、自分の住んでいる地域での自然葬・散骨となれば快く思わない人が大半です。
散骨は特に条例などで規制されている地域以外では自由に出来るのが基本ですが、実際には所有者が決まっている山や森での散骨は出来ないと考えた方が良いでしょうね。
もっとも登山やハイキングの途中でこっそり散骨するのは誰にも分かりませんが・・・・・。
⑤の船酔いは体質ですので酔う人は酔います。
船酔いの薬は業者に頼めばもらえますが、船酔いが心配な人は乗船せずに散骨予定時間に陸上で冥福を祈るのもひとつの方法です。
大事な故人の散骨の思い出が「船酔いで死にそうだった」では困りますね。
散骨のまめ知識は、杖について解説しています。
自分の死後散骨を望む人のアンケートでは散骨をして欲しい場所のダントツは海です。日本人は四周を海に囲まれた島国に住む海洋民族ですから、やはり散骨するなら海にして欲しいと思う人が多いのでしょうね。人間は母・・・・
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