散骨のまめ知識 > 散骨の心得 > 散骨は葬儀の否定か?

散骨は葬儀の否定か?

散骨という言葉を聞くと顔をしかめる人がおられるのは事実です。

特に日頃から信心深い人にその様な方が多いのですが、その理由は散骨という文字のイメージから散骨とは伝統的な葬儀・儀礼を否定し、適当に遺骨を撒き散らすものという様な誤解を持っておられることが顔をしかめる理由の様です。

自然葬だとか散骨だとかいってもそれは何も伝統的な葬儀・儀礼を排除しようというものではありません。

もしそう考えておられるならそれは大きな誤解です。

例えば日本で一番多い仏式のお葬式を例に取れば、お葬式の手順は一般的にお通夜、告別式、出棺、火葬、埋葬という様な順になっていると思います。

散骨やその他の自然葬というのはこのお葬式の式次第の中で、埋葬の部分だけが異なります。

普通ならば遺骨を先祖代々の墓地などに埋葬するところを細かく粉骨して海に撒いたり山に撒いたりするだけで、この部分を除けば従来から行なわれている伝統的なお葬式の式次第はそのまま行なわれます。

ですから散骨は伝統的な葬儀・儀礼は一切否定していません。

もちろん中には葬儀・儀礼は一切抜きですぐに散骨したいという様な方もおられますが、それは何処の世界にもいる一部の例外的な人です。

散骨を希望する人でもほとんどの人はお葬式はきちんと済ませた後に散骨します。

これは仏式だけでなく神式やキリスト教式の場合も全て同じです。

ただ仮に散骨がもっと一般的になったとすると、従来の様な墓地はだんだん不要になりますね。

これは境内に墓地を持ち、ご先祖の供養やその他の宗教行事を通じて檀家と繋がっているお寺さんなどには影響が出るかも知れませんので、お坊さんには散骨に否定的な方がおられても不思議はありません。

もっとも最近のお坊さんには商売上手な方がおられて、境内の墓地の空いたスペースや自分が所有する裏山の一角などを利用して散骨場を造ったり、樹木葬や植樹葬専門の墓地を造って、永代供養料とセットで新しい檀家を集めている方もおられます。

これなどは手持ちのインフラを生かした自然葬・散骨との共存共栄ではないでしょうか?

散骨のまめ知識は、杖について解説しています。

散骨のまめ知識Pick!:海への散骨

自分の死んだ後遺骨は見渡す限りの大海原へということで、自然葬・散骨を希望する人の中では海への散骨は一番の人気です。海への散骨は漁場や船の航路を避けおおむね海岸から10km以上離れた場所で、葬儀会社の用・・・・






ご注意ください

当サイト『散骨のまめ知識』の文章や画像等の無断転載、複製・配布等は固くお断りいたします。このサイトに記載されている内容もしくはリンク先で発生した賠償・苦情・損害等のトラブルについては、何ら責任を負いませんのでご了承ください。